機材が揃わず、なかなか撮影に出ることも出来なかった9月でしたが、やっとこの秋、ついに揃ってきたので思い切って道東へ取材旅行へ行ってきました。
1日目は知床方面に行く際には必ず訪れる北見市留辺蘂の「北きつね牧場」に行ってきました。
北きつね牧場とは、北海道に広く生息する北きつねを放牧している牧場スタイルの観光施設です。とにかくキツネにたくさん出会いたいなら間違いなく道内一のスポットだと思います。
ペットではないので、撫でたりはできませんが、柵・檻などはないためキツネがのびのびと生活する様を見ることが出来ます。
※入場に関していろいろと注意事項がありますので、詳しくはWebをご覧ください。
場所は道の駅 おんねゆ温泉の近くなのですが、川を挟んで北側のちょっとわかりにくい場所に入り口は存在します。
橋を渡ってすぐ、左手にある控えめな立て看板が目印です。
というわけで、知床への行きすがらこんな写真を撮影してきました・・・
当日の北海道北見市の最高気温は26度。
お盆過ぎれば北海道の夏は終わりとはいうものの、まだまだ歩き回れば暖かい(暑い)日が続いており、きつねたちは昼寝に夢中のようです。
野生のキツネを撮影するときは、どうしても視線がこちらに向きがちですが、ここの子たちは慣れっこなのか目線が合わないのでのびのびとした姿を自然に撮らせてくれます。
夏も終わりに近づき、冬毛の支度が始まっているのか(まだ早いか)、首をぶんぶんしているキツネをよく見ると、昼光にキツネ毛が舞っているのが見えます。
集めて持って帰りたいです。
撮影時間も1時間をすこし超えたあたりで、そろそろ帰ろうかという午前11時頃。
ふと奥の方を見ると視線を園の奥にやる、ちょっと凜々しい顔のキツネがいました。手前に昼の光が落ち、一匹だけスポットに当たったような、そんなちょっといい雰囲気をパシャリ。
とても良き一日目でした。
1時間と少しいただけでも、たくさんの姿を見ることができましたので、近隣を通る際には是非訪れたいスポットです。
特に車移動の場合は、上川・層雲峡から抜けてくると、丁度休憩ポイントになりますので一息がてら北きつねで目を休めるのもいいかもしれません。
2月にはまた道東に行くので、その際には綺麗な冬毛に生え替わったもふもふきつねボディを見せてほしいですね。