道東取材旅行 4日目 知床 しれとこ森づくりの道・開拓小屋コース

2日目 ヒグマボートクルーズは、朝から粘った割にはそこまで・・・の撮れ高でした。(といいつつ、やはり羆を見ると興奮しました。)

来る3日目はあいにくの雨、そろそろお洗濯物が貯まってきたので洗濯しつつ写真の選定、その他には身体を休めるなどして過ごしました。(お知り合い宅に居候継続中)

そして雨も上がった4日目、今日は世界自然遺産である知床の森を体感しに、知床国立公園内の森(散策路)に足を向けました。

自然センター側入り口 勇気がいる

上記の入り口は知床自然センターの道路を挟んで向かい側の、ほんの1mほどの所。

夏場は「わ」や「れ」の車、それ以外も交通量が多く、横断歩道もないので横断には注意が必要です。

詳しい散策路はこちら。(春〜秋 知床ホロベツ散策コースの地図を参照)

遊歩道・散策コースを楽しむ – 知床自然センター

入り口より、ドキドキしながらアカエゾマツの群生地(らしい所)をぬけると、また国道334号との交点に出ます。

数十分ぶりのアスファルトで歩きやすいのですが、国道334のカーブの途中をイン側から横断することになるため、よく見ることはもちろんのこと、車の音を聞いて十分注意して渡る必要があります。

ここを超えると、再び足下はダートに変わります。

森の入り口から旧開拓小屋を横目に数十メートルも前進すると、さきほどまでけたたましく往来していた車の音は聞こえなくなり、自然の音の中に、自分が発する音が溶けていくのがはっきりとわかるようになります。

今歩いている場所は、先日見た羆の住処。私はお邪魔させていただく側なので、バッタリご挨拶だけにはならないよう周囲の音を聞きながら、時より手を叩き音を発し、ゆっくりと進んでいきます。

数百メートルを進み、完全に入り口が見えなくなった頃、ガサリと後ろから音。どう考えても葉が自然と擦れる音とも違いました。

左肩に下げたクマスプレーを意識しつつ、ゆーっくりと後ろを見ると・・・何もいません(けど音はする)、しばらく無音の時間が流れるも、時より聞こえるガサガサ音。

よく見ると視界に動くものが・・・

何かいる

よーく見ると・・・

シマリスさん登場

音の原因はシマリスでした。アレじゃなくてよかった・・・。

しかし、美味しい匂いを漂わせているわけでは無かったのですがなぜか付いてくる・・・接写チャンスかと思ったのですがこちらから一歩でも近づこう物ならこの通りでした。

脱兎のごとく。(脱栗鼠のごとく?)

ふわふわの尻尾を立てて、いちもくさに走ってゆきました。

・・・

少しがっかりもしつつ、歩みを進めます。また数百メートル歩いたところでまたガサガサと後ろから・・・(なぜ毎回後ろなんだ・・・)

今度こそ(こそ?)と思いまたゆっくり振り返るとそこに居たのは・・・

見覚えのある顔

思ったよりあなたの移動音、大きいんですね。

というかさっきの君では?

気を取り直してまた奥に行こうと思ったのですが、そこで森の向こうから激発音。もしかしたら知床財団の羆の追い払いかもしれません。

少し遠くだったかもしれませんが、以前もいろいろニアミスしている私としては、危ない橋は渡るまい・・・またいつでも来れると思い、車まで戻ることにしました。

つづく(次回は4日目PM 野付半島スナップを予定)

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