道東取材旅行の記事も最終回となります。
後ろ髪を禿げるほど引かれながら斜里町の知り合い宅居候から離脱。
ほぼ一週間もお世話になると、名残惜しい物です(図々しい)
しかしまだ少しお時間があるので途中にある網走湖畔のオホーツクシマリス公園へと足を運びました。
地図の通り、ちょっと国道からは湖畔側に入った奥まった場所に施設があります。斜里からの戻りということで、北側からアプローチしたのですが、湖畔の道は1.3車線程度しかなく、漁港の軽トラや生活道路にもなってますので、観光利用の際は、南側の道路からアプローチするとよいかもしれません。
また余談ですが、火・水・不定休となっており基本的にシマリス優先の開園となっておりますので、開いていない時も結構あります。(私も3回目のチャレンジでした)
ロッジ風の入り口の施設で受付・入園料のお支払いと注意事項の説明があります。
ここが一般の動物園と一番違う点で、園内ではシマリス達が完全に放し飼いになっているため、脱走防止の注意事項の他に、踏みつけ防止のため人間の移動方法に対する注意・指示事項があります。
(奴らは音もなく足下によってくるので、基本的にすり足・前進限定の移動方法を厳守してほしいとのことです。たまに踏みつけによる悲しい事件が発生するようです・・・)
普通に手足肩に乗ってくるため、本当に注意が必要で、持ち込む物品も最小限にしてできるだけ軽装にしてくのがGoodです。
説明の後は餌袋を購入することが出来ます。大きさはさまざまですが、一番大きい袋でも500円くらいだったので、お布施と思って大きい餌袋を購入しました。
ひまわりの種や麦っぽいのや、クルミっぽいのがパンパンに詰まっておりました。(写真は忘れた)
入園料とあわせて1000円ですが、まぁ安いものです。1000円でリスハーレムを作ることが出来ます。
基本的に奴らは人間がご飯を持っていることをしっているので、どんどん寄ってきます。どんどんどんどん寄ってきます。
ズボンがシャカシャカ系のアウトドアパンツだったのですが、そこを必至に上ろうとしてカシャカシャずっとやっている個体もおりました。
使用機材はZ9
Nikkor z 50mm f/1.8
Nikkor z 24-120mm f/4
Nikkor z 70-200mm /f2.8
を持って行きましたが、かなり近場に寄ってくるのでキュートな写真を撮りたいときは、標準ズーム。
自然な子を撮りたいときは70-200が良いと思います。
全く警戒心がないので、MCレンズや85mmの単焦点。 広角の接写を狙ってみるのもいいかもしれません。どんどん寄ってくるので、レンズフィルターでレンズを保護しておいてもいいかもしれません。
動きは流石のネズミ目(もく)、動いているリスを撮りたいときは1/600程度までSSをあげても良いと思います。本当に良く動きます。
・・・
以降は当日、ものの1時間程度で撮れ高いっぱいになったリス園のリスたちです。
出迎えの一匹。寄ると公園内であることを忘れさせてくれます。
餌をぱらぱら蒔くと必ず寄ってくる君。カワイイ顔して食い意地張ってるなぁ。
必至に頬袋にひまわりの種を詰め込むリス。ヨクバ〇ス。
ご飯をもらおうと必至に寄ってくるリス。こんなに伸びるんです。
ハイコントラストな一枚。でもただただ飯を食うだけ。
そんなにカワイイ顔してもひまわりあげ・・・あげ・・・
あげちゃう!!手の上に乗る小さな命、乗ってるか乗ってないかわからないほどの重さに、軍手ごしに伝わるほんのりとした温かみ・・・愛らしいですねー
動物のお医者さんの二階堂も、こんなにカワイイシマリスだったのなら大丈夫だったのでしょうか・・・(だれもこんなネタ知らんか・・・)
「私はリス、しっぽを剃られたの」byスナネズミ
「へい、大将やってる?」
獲物「ひまわりの種を持った人間」を草場から狙うリス
一番リスらしいリス。リスオブリス。
ネイチャー寄りの月刊リス誌ならこれがベスト。
ナショナルリスグラフィック。スクウィレル?英語は知らんな・・・
ここまでリスリスリスリスリスの写真をみて貰いましたが、お察しの通りみんな餌食ってます。餌食ってないリスを撮りたい時は根気よく待つか、森の中に入りましょう。
次回は、久々の第二の故郷 えりも町編だった気がします。